ホームインスペクションの流れは?当日の立ち会い時間や準備物をプロが解説【新築・中古・工事中】
「ホームインスペクション当日はどのような手順で進むの?」
「自分はずっと立ち会う必要がある?」
「準備するものは?」
ホームインスペクションを依頼しようと思っても、具体的な流れが分からず不安に思っていませんか?
初めての住宅購入や建築では、分からなくて当然です。
この記事では、数多くの診断を行ってきたプロの視点から、以下の2つのパターンに分けて「依頼〜報告までの流れ」を具体的に解説します。
- 完成した物件(新築建売・中古住宅・マンションなど)
- 建築工事中の物件(注文住宅など)
事前に流れを知っておくことで、売り主や建築会社とのやり取りもスムーズになり、安心して当日を迎えられます。
ぜひご参考ください。
目次
完成済み物件(新築・中古)のホームインスペクションの流れ

建売住宅や中古住宅など、すでに建物が完成している場合の流れです。
依頼後にしていただくことは「図面の送付」と「当日の立ち会い」だけで、あとはプロにお任せいただけます。
【お問合わせ】プラン決定と見積もりの確認
まずはサービス内容と日程を決めていきます。
床下や小屋裏の詳細調査といったオプションメニューの追加や、インスペクションの希望日時などをお伺いします。
日時は後から確定でも問題ありません。
内容に問題がなければ見積書と約款をお送りしますので、ご確認のうえお申込みください。
【事前準備】申し込み~当日までにすること
申し込み後、スムーズな診断のために以下のご対応をお願いしております。
- 必要図面の送付
配置図、平面図、立面図、断面図、基礎伏図など(メール、またはLINEで送付) - 関係者への連絡
建築会社(または不動産会社)へ「ホームインスペクションが入る旨」を伝える - 駐車場の確認
当日の駐車スペースの有無を教えていただきます
【当日】現地集合~調査終了まで(所要時間は約3時間半)
当日は現地にて待ち合わせします。
- 鍵の解錠・説明
建築会社様(または売り主様)に鍵を開けていただき、お客さまにも流れを説明します。お客さまにつきましては、少し遅れてお越しいただいても問題ありません。 - 調査開始
イシヤマ建築が機材を用いて調査を行います。
調査中(約3時間半)は、お客さまや建築会社様は現場から離れていただいても大丈夫です。
ずっと居ていただく必要はありません。 - 調査終了・報告
調査完了後、その場で「調査結果概要」を口頭にてご説明します。
【報告・支払い】結果の送付とタイミング
翌日までに「簡単な調査結果」、1週間以内にメールにて「詳細報告書」を送付します。
お支払いは調査当日の現金払い、または後日の銀行振込にて承ります。
建築工事中(注文住宅など)のホームインスペクションの流れ

このパターンではお客さまの手間を最小限にするため、「イシヤマ建築が現場監督と日程調整を直接やり取りする」のが大きな特徴です。
【事前準備】図面の送付と「現場監督」の紹介だけでOK
お客さまにお願いするのは、以下の2点だけです。
- 必要図面の送付
完成物件と同様に、図面データをメールで送付いただきます。 - 現場監督の連絡先共有
監督さんの連絡先を教えていただき「第三者の検査が入る」と伝えていただくだけでOKです。
その後の日時調整は、ホームインスペクション業者と現場監督さんで直接調整します。
お客さまが間に入って調整する必要はありません。
【検査当日】不具合が見つかった場合
もし不具合が見つかった場合は、その場で私から立会者(現場監督など)に直接お伝えする流れです。
不在の場合は電話やメールで速やかに伝達し、現場を止めないよう配慮しています。
専門的な内容の伝言ゲームを防ぐため、プロ同士で直接やり取りするのが基本です。
もちろん、お客さまへも写真付きで内容をご報告しますのでご安心ください。
【是正確認】直ったかどうかは誰が確認する?
不具合の是正確認は、タイミングによって対応が異なります。
- 工事中の是正
その場で是正可能なものはイシヤマ建築が現場で確認。
材料が必要になるなど、即時対応が難しいケースもあります。
しかし、基本的には現場監督や職人さんがその場にいるため、その場で柔軟に対応してもらえることが多いです。
工程が大きく遅れることは少ないです。
- 内覧会時の是正
最後の内覧会での最終検査では、傷や汚れなど居住空間の状態を入居前にお客さまご自身でもご確認いただきます。
内覧会では職人さんがいないため、引き渡しまでの間(だいたい1〜2週間)に是正対応となる流れです。
床下や屋根裏など見えない部分は、現場監督さんに是正した写真を撮影してもらい、お客さまに確認していただきます。
【支払い】すべての検査完了後に一括請求
工事中のすべての検査が完了した後に請求書を送付しますので、銀行振込をお願いいたします。
ホームインスペクションの費用詳細については、過去記事で解説しておりますので、ご参考ください。
ホームインスペクションの費用相場は?新築・中古・戸建て別の料金比較と注意点
ホームインスペクションでよくある質問
ホームインスペクションを検討する中で、多くの方から寄せられる疑問をまとめました。依頼前の参考にしてください。
Q.買ってはいけない建売住宅の特徴はありますか?
一概には言えませんが、カビが生えていたり(原因による)、基礎に大きなひび割れがあったりする物件は注意が必要です。
これらはインスペクションで発見可能です。
Q.ホームインスペクションはしたほうがいいですか?(必要ない?)
結論、中古住宅・新築問わず、ホームインスペクションを実施することをおすすめします。
新築住宅でも、安心できるわけではありません。
イシヤマ建築が過去に調査した新築物件でも、基礎コンクリートにひび割れが生じていた事例がありました。

事例の詳細は過去記事にて解説しておりますので、ご参考ください。
ホームインスペクションは本当に必要ない?後悔しないために知っておくべき実態
Q.契約前に実施できない、または売り主が嫌がる場合は?
契約前の実施が理想ですが、売り主様の意向で難しい場合もあります。
契約前の実施が難しい場合は「契約後・引渡し前」に実施し、万が一のために「契約不適合責任」の期間や内容をしっかり確認しておきましょう。
新築や中古住宅、ホームインスペクションの適切タイミングを解説してますのでぜひご参考ください。
ホームインスペクションは新築でも必要?ベストなタイミングと後悔しない選び方
【非常識?】中古住宅でホームインスペクションを依頼してもよいのか?
まとめ|面倒な調整はプロにお任せ!まずはご相談を
ホームインスペクションの流れは物件の状態によって異なりますが、共通しているのはお客さまの負担が意外に少ない点です。
現場監督との日程調整は、元・現場監督の代表・石山が直接対応。
現場側の負担を最小限に抑えながら、スムーズに検査を進めています。
また、建築中の検査では、第三者の目が入ることで工務店やハウスメーカーがいつも以上に品質を意識します。
その結果、より丁寧な施工につながるケースが多くあります。(それでも指摘がゼロになることはほとんどありません。)
後からは確認できない配筋や金物といった部分も、現場経験の豊富なホームインスペクターが工事中にしっかりチェックするため、安心してお任せいただけます。
なお、イシヤマ建築ではホームインスペクションについて、LINEでの無料相談を受け付けています。
「今の段階で依頼しても大丈夫?」
「図面が手元にないけど問題ない?」など、
不安や疑問があればLINEでお気軽にご相談ください。